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2005.03.31
シャクナゲとツツジの旅 4
シャクナゲの原種に出会えるフィナティ・ガーデン

 バンクーバーやビクトリアには、ガーデニングを趣味として熱心に関わっている人々がたくさんいます。シャクナゲやツツジの栽培には同好会も多く、英国の植民地だった時代からの伝統が受け継がれています。なかでも最も有名なのはビクトリアに住んでいたフィナティ御夫妻。シャクナゲの多彩な品種を集めるのに人生の後半を捧げたと言って良いほどの熱の入れようだったようです。ビクトリア大学の中にあるフィナティ・ガーデンには、御夫妻の集めたシャクナゲが遺言によって移植され、世界中のシャクナゲ愛好者の「聖地」になっています。この庭園では、原種に近いシャクナゲが集められていることがみどころの一つ。品種改良がきわめて進んでいるシャクナゲは、ここのように原種を直接見ることができる場所はそれほど多くはないのだそうです。ビクトリア大学はビクトリアのダウンタウンからバスでアクセスできます。

種類が多いので開花のシーズンも3月から6月までと長い
種類が多いので開花のシーズンも3月から6月までと長い
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2005.03.30
シャクナゲとツツジの旅 3
見上げるようなシャクナゲの「木」

 日本でみかけるシャクナゲは丁寧に枝を切りそろえられ、小ぶりに仕立てられているものが多いようですが、バンクーバーやビクトリアでは人間の背丈をたっぷり超えるような「木」に育っているものがたくさんあります。バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の植物園にあるシャクナゲ並木もその一つです。うっそうと繁る・・・という言葉がピッタリなほど、小道の両側に見上げるほど大きなシャクナゲが続いています。これから6月の初旬まで、その「森」に白やピンクの花が咲きます。放っておいたので、自然に大きく育ってしまったのでしょうが、そのワイルドな感じがかえって美しく思えます。UBCへはダウンタウンからバスでアクセス。キャンパスはかなり広く、植物園はバス停からかなり離れたところにあるので、ウォーキング気分でお出かけください。キャンパスにはイングリッシュ・ガーデン風のバラ園や本格的な日本庭園もあります。

大きく育ったシャクナゲの「木」は街のあちこちで見かけることができます。
大きく育ったシャクナゲの「木」は街のあちこちで見かけることができます。
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2005.03.29
シャクナゲとツツジの旅 2
おすすめの穴場はバーナビー美術館周辺

 シャクナゲやツツジを楽しむ有名スポットは、バンクーバーやビクトリア周辺にたくさんありますが、私のとっておきの「穴場」はバーナビー美術館の庭園です。ここへはバンクーバーのダウンタウンからスカイトレインでメトロタウンへ行き、バスに乗り換えてアクセスできます。この美術館は19世紀の優雅な邸宅を美術館に改装したもので、建物の周辺には伝統的なデザインを踏襲したイングリッシュ・ガーデンが広がっています。この庭園に植えられたツツジやシャクナゲは比較的古い品種のものが多く、過剰に改良されているものより、素朴な美しさを感じさせる花が多いのが特徴でしょう。近くには大きな池もあり、周辺の散策も楽しいです。また、美術館のお隣には19世紀の街並みを再現した歴史村もあります。

オレンジがかった赤色のツツジが私のお気に入りです。
オレンジがかった赤色のツツジが私のお気に入りです。
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2005.03.28
シャクナゲとツツジの旅 1
バンクーバーとビクトリアは世界的名所!

 3月も半ばを過ぎると、バンクーバーやビクトリアのあちこちでシャクナゲやツツジが咲き始めます。ほとんど白に近いほどうっすらとしたピンク色から紫、鮮やかな赤まで、その色も様々ですし、花の種類も豊富です。シャクナゲもツツジも品種改良が非常に進んでいるので、住宅街を少し散歩するだけで驚くほどのバラエティを楽しめます。実はバンクーバーやビクトリアは世界的な名所なのだそうです。花の季節が長いこともガーデニング好きな人々に大切にされている理由の一つかもしれません。まだ寒さの残る時期から、すっかり夏の日差しになる6月下旬まで、次々と花を咲かせます。見上げるほど大きな「木」になっているものが多いのも、このあたりの特徴かもしれません。

大きな花を咲かせるのに、可憐な感じがするのが不思議です
大きな花を咲かせるのに、可憐な感じがするのが不思議です
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2005.03.26
別冊バリ特集 5
もちろんスパも体験しました!

   バリ島といえばスパ。「癒しの聖地」と言われるほどです。高級リゾートはどこもスパ施設に力を入れているようです。ホテルだけではなくて、町のあちこちにもスパ専門店がありますし、免税店の一角にまでスパがあるのには驚きました。しかし、せっかくリラックスするのですから、スパ・トリートメントの後は部屋にもどって、少しお昼寝したりしたいですよね。宿泊先のホテルのスパを利用するのが一番心地よいと思います。でも、ホテルのスパ施設の料金はやはり高め。町に出れば、設備のゴージャスさは数ランク下でも、技術はしっかりしていて清潔、そして手ごろな料金というところも多いようです。日本人観光客向けのスパ・ツアーもあるし、送迎サービス付のところもたくさんありました。空港などでパンフレットを入手してください。

「庭園」の中でトリートメントを受けるような雰囲気にしつらえてあるのが素敵。壁に囲まれたカナダのスパとの大きな違いです。
「庭園」の中でトリートメントを受けるような雰囲気にしつらえてあるのが素敵。壁に囲まれたカナダのスパとの大きな違いです。
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2005.03.25
別冊バリ特集 4
海は少々期待はずれでした

 「南国の島」と言えば、トルマリンの宝石を溶かしたような透明な海を期待してしまいます。例えば昨年、取材で行ったフィリピンのボラカイ島の海は本当にきれいでした。バリ島でも早朝に海で泳ぐのを楽しみにしていました。ところが、数箇所訪れたビーチはどこもあまり魅力的ではありませんでした。もちろん、私が行ったのはバリ島南部のほんの一部ですから、それで全体を言うわけには行かないでしょうが、海から見渡せる風景もあまり特徴がなく、砂浜のすぐ近くから海草がたくさんあって、泳ぎにくい。砂の色もなんだかあまりきれいではありませんでした。バリ島ではどうやら海は眺めるもので、泳ぐところではないようです。

有名なサヌールの海岸も眺めはやや平凡。私の期待が大きすぎたのかもしれません。
有名なサヌールの海岸も眺めはやや平凡。私の期待が大きすぎたのかもしれません。
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2005.03.24
別冊バリ特集 3
アフタヌーンティも楽しめます

 カナダの旅ではアフタヌーンティをぜひ日程に入れてください。ビクトリアのエンプレス・ホテルが有名ですが、バンクーバーやロッキー、トロントやプリンス・エドワード島など、あちこちで楽しむことができます。少し気取った雰囲気のところから、ほんとうにご近所のおばあちゃんが焼いたクッキーやケーキと一緒に楽しむお茶まで、雰囲気も様々です。さて、バリ島でもアフタヌーンティがありましたよ。多少身びいきが入ってしまうかもしれませんが、これはカナダの勝ち!午後の湿った風を受けながらでは、ケーキやお茶もいま一つ楽しめなかったのです。スコールの直後、スッと空気が爽やかになったときならきっとお茶もおいしいでしょうが・・・

ケーキやスコーンなど、お茶と一緒に出される食べ物はおいしそうなのですが、暑さに疲れているとちょっと甘すぎる感じでした。
ケーキやスコーンなど、お茶と一緒に出される食べ物はおいしそうなのですが、暑さに疲れているとちょっと甘すぎる感じでした。
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2005.03.23
別冊バリ特集 2
バリではホテル選びがポイントのようです

 カナダでももちろん滞在するホテルの良し悪しが旅の思い出を左右するものですが、バリ島では、あちこち風景を楽しみに出かけるより、ホテルの中で「ゆったり過ごす」がとても大事。ホテルの雰囲気やサービスが自分のテイストにあっているかどうかに満足度の鍵があるようです。フォーシーズンズ、リッツカールトンなどの超一流ブランド・ホテルに人気が集まり、時計やジュエリーで有名なブルガリも今年リゾートをオープン予定で、バリ島は一挙に「ラグジュアリー」がキーワードになりそうです。しかし、ヌサドゥア・ビーチホテルのような老舗も捨てがたい味があります。このホテルは石油で有名なブルネイ王国の王様の持ち物。王族方のわがまま(?)な要求に対応してきた徹底したサービスがあちこちに感じられました。オープンから20年以上たっているので、敷地内の樹木がジャングルのように豊かに繁っているのも素敵でした。

バスタブの横の扉をあけると庭の景色が見渡せます。美しいみどりを眺めながら、ゆっくり朝湯というのもおすすめです。
バスタブの横の扉をあけると庭の景色が見渡せます。美しいみどりを眺めながら、ゆっくり朝湯というのもおすすめです。
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2005.03.22
別冊バリ島特集 1
建築物のおもしろさがバリの魅力

 蒸し暑さに弱く、香辛料のきつい料理がにがてな私はアジアへ旅することはめったにありませんでした。先月から急に始まった「アジア行脚」の日々にかなり面食らっています。それでも仕事は続き、ガルーダ航空の関西便増便と福岡便再開の取材でバリ島へ行って来ました。今回は、ビジネスクラスに乗せていただき、贅沢な雰囲気のヌサドゥア・ビーチホテルにゆったりと滞在するという「楽しい」お仕事だったので、初めてのバリ島を満喫してしまいました。バリ島と言えば、エステと独特の雰囲気のインテリア小物やアクセサリーのショッピング、サーフィンなどのアウトドアスポーツだそうですが、私は建物のおもしろさに強く心をひかれました。古都ウブドゥの宮殿やヒンドゥー教の寺院などの伝統建築だけでなく、街角の家の窓枠や屋根の飾り彫刻、お店の前におかれている小さな祭壇などまで、不思議な魅力にあふれています。宿泊したホテルの入り口も、古代宮殿を模した壮大な石造りで、レリーフの彫刻も神秘的でした。

バリ島では巨大な入道雲が迎えてくれました。バリ宮殿風のヌサドゥア・ビーチホテルの入り口。
バリ島では巨大な入道雲が迎えてくれました。バリ宮殿風のヌサドゥア・ビーチホテルの入り口。
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2005.03.18
最近の出版物 8
ロングステイの実体験インタビューここがおすすめの世界遺産

 カナダ観光局の『Canada Vacation Guide 』で、ぜひごらんいただきたいページがもう一箇所あります。バンクーバーで一ヶ月から数ヶ月のロングステイを経験なさったシニアの方々へのインタビュー記事です。残念ながら、ここは私が担当したのではないのですが、インタビューをなさった方が「知りたいツボ」をきちんと押さえていらっしゃるので、とてもおもしろい記事になっています。実は、私はバンクーバー観光局が企画している、このロングスティ・プロジェクトにほんの少し関係しています。プログラムの一つにブリティッシュ・コロンビア大学の人類学博物館へ行き、カナダ西海岸のファーストネーション(先住民)の文化を学ぶというのがあるのですが、それの通訳を何回かお手伝いしたのです。ファーストネーションの文化を訪ねるためのガイドブックを書くのは私の長い間の夢。その準備の一つとしてお引き受けしているものです。知的好奇心にあふれ、元気いっぱいのシニアの方々に出会えたのも、とても素敵な体験でした。

シニアの方だけではなく、少し長い滞在を考えている方々にもおすすめのページ
シニアの方だけではなく、少し長い滞在を考えている方々にもおすすめのページ
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2005.03.17
最近の出版物 7
ここがおすすめの世界遺産

 カナダ観光局の『Canada Vacation Guide 』には、カナダ各地にあるユネスコの世界遺産も紹介されています。なかでも、アルバータ州の州立恐竜公園とノバ・スコシア州のルーネンバーグはアクセスも便利で、ぜひおすすめしたい場所です。このページも神尾さんの写真に助けられて、実際に訪れたときのことを思い出しながら楽しく書くことができました。今年はシカゴのフィールド博物館の有名な恐竜の化石「ルーシー」が日本各地で公開されるそうですから、また恐竜ブームがおきるかもしれませんね。世界で最もたくさんの恐竜の化石が発見されているアルバータへの旅を企画してくださる旅行社が増えるのを楽しみにしています。

ルーネンバーグやその周辺の村で数日過ごす贅沢な旅もおすすめです。
ルーネンバーグやその周辺の村で数日過ごす贅沢な旅もおすすめです。
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2005.03.16
最近の出版物 6
コラムのところも細かくごらんください

 カナダ観光局の『Canada Vacation Guide 』は、たくさんの写真からカナダへの旅のイメージを膨らませていただけるような構成になっています。でも、ところどころにある小さな記事も、ぜひお読みください。例えば17ページのカナダ横断鉄道のご紹介。鉄道が大好きな私が編集者の方にお願いして担当させていただいたものです。大陸横断鉄道を始めとして、カナダの鉄道はスローライフの楽しさを知っている「大人の旅人」にはぴったりのルートがたくさんあります。カナディアン・ライフでもこれから鉄道の旅をどんどんとりあげて行きたいと思っています。あ・・・このHPの「大陸横断鉄道特集」が中断したままなのを何とかするのが先ですね!

コラム欄では、ツアーを組むときのヒントにしていただけそうな場所をできるだけたくさんご紹介しました。
コラム欄では、ツアーを組むときのヒントにしていただけそうな場所をできるだけたくさんご紹介しました。
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2005.03.15
桜だより 2
 ダウンタウンでもう一つの桜の名所はホテル・バンクーバーの東側。バンクーバー美術館前の広場周辺です。数年前の強風で私の大好きな桜の枝が折れてしまい、少々豪華さはなくなりましたが、旅の思い出の写真にはおすすめの場所です。この広場の芝生でランチというのも楽しいですが、カナダでは公共の場での飲酒は法律違反。残念ながら花見酒はできません。バンクーバーの桜の情報はブリティッシュ・コロンビア州観光局の日本語サイト www.hellobc.jp でもチェックできます。
ホテル・バンクーバー周辺の花散歩は午前中がおすすめです
ホテル・バンクーバー周辺の花散歩は午前中がおすすめです
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2005.03.14
桜だより 1
 バンクーバーの友達から次々とさくら便りが届き始めました。毎年ダウンタウンで最初に見ごろになるのはスカイトレインのバラード駅の周辺です。まるで花のトンネルのようになりますよ。周辺にはかわいらしいモクレンの木もあるので、花の競演という感じ。お昼休みになると、スーツ姿のビジネスマンがとても幸せそうな顔で花を見上げていたりします。桜の美しさを愛でる気持ちは世界共通なのでしょうね。バンクーバーに桜は種類が多いので、これからしばらくは街のあちこちで満開の花を見ることができます。八重桜が咲き終わるまでには、まだまだ一ヶ月以上あるでしょう。今からでも桜の旅は可能ですよ。
バラード駅周辺にはベンチもあるので、桜の下でランチも可能。
バラード駅周辺にはベンチもあるので、桜の下でランチも可能。
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2005.03.11
最近の出版物 5
神尾さんの写真も登場しました

 昨日からお話しているカナダ観光局の『Canada Vacation Guide 』には、現地取材で撮影したオリジナルの写真がたくさん使われています。なかでも27ページの神尾明朗(かみお・あきら)さんの写真をぜひご覧ください。北米の最東端、スピア岬の夜明けやセント・ジョンズの町のすぐ近くをゆったりと流れていく巨大な氷山、セント・メリー岬の断崖にあつまる無数のカツオ鳥の写真など、どれもカナダの自然ならではの優しさと深み、そして大きな力を感じさせてくれます。私にとっては、このページのように神尾さんの写真に文章を添えさせていただくお仕事はいつでもとても楽しいものです。このほかにも以前一緒にお仕事をさせていただいたことのある高坂雄一さんや鈴木貴之さんの写真が出ていて、なんだか嬉しくなっています。今回のプロジェクトは「カナダが大好き!」という人が集まって作ったものですから、その気持ちがページをめくるごとに感じていただけるでしょう。

神尾さんはニューファウンドランドに住んでいたこともあるそうです
神尾さんはニューファウンドランドに住んでいたこともあるそうです
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2005.03.10
最近の出版物 4
カナダ観光局発行の小冊子がでました

 先日、カナダ観光局から『知りたいカナダ』という小冊子が発行されたというお知らせをしましたが、最近『Canada Vacation Guide 』という別の冊子が生まれました。こちらは、やや年齢層が上の方を対象に、豊かな感動を求めての旅をおすすめする内容です。バンクーバーでロングステイを体験なさったシニアの方々の体験談から、大西洋沿岸の新鮮な魚介類を使ったお料理やオカナガンのワイン、そして野生動物の話まで、カナダならではの心ゆさぶられる体験が紹介されています。私は、この冊子の製作にも参加させていただくことができました。出来上がるまでは、さまざまな紆余曲折があったのですが、素晴らしい方々と一緒にお仕事できて幸運だったと思っています。カナダ観光局のホームページ( http:// www.canda.jp)に入れば、この小冊子を入手することができます。旅行の説明会などのおみやげとしても便利だと思います。

表紙にはナイアガラの滝の雄大な眺めを楽しむ素敵なご夫婦が登場
表紙にはナイアガラの滝の雄大な眺めを楽しむ素敵なご夫婦が登場
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2005.03.09
最近の出版物 3
アートな旅を演出してみたい

 『トラベル・ジャーナル』の2月7日号に書かせていただいたディスティネーション紹介の記事ですが、テーマとして二つ取り上げてみました。一つは昨日お話したクィーン・シャーロット群島。アクセスや宿泊施設の面で、かなり「マニアック」な場所です。もう一つはオンタリオ州のジョージアン・ベイを紹介しました。ここの素晴らしさについては昨年の秋にディリー・コラムでくわしく取り上げましたので、バックナンバーをごらんください。ジョージアン・ベイは「グループ・オブ・セブン」と呼ばれる、カナダの代表的芸術家たちに愛された場所です。トロントなどに住む人々にとっては憧れの避暑地ですが、秋の美しさは格別です。藍色の湖と深い緑色の松、淡いピンク色の岩盤、そして燃え上がるような紅と鮮やかな黄色の紅葉が、避暑客が帰ってひっそりした湖岸を彩るのです。絵心のある人や写真が趣味のシニア、ハイキングの好きな方々にぜひおすすめしたと思います。「グループ・オブ・セブン」の画風を紹介しながら、写生の対象になった場所を訪れるアート・ツアーなどもいかがでしょう。

紅葉の新たなルートとしてぴったりのジョージアン・ベイを紹介しました。
紅葉の新たなルートとしてぴったりのジョージアン・ベイを紹介しました。
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2005.03.08
最近の出版物 2
こんなに美しいカナダの海を見て欲しい!

 『トラベル・ジャーナル』の2月7日号に4ページの特集記事を書かせていただきました。今日の写真はその特集折込ページの表紙の写真です。上の大きな方の写真はクィーン・シャーロット群島の一つの小さな入り江です。この写真ではよく見えないかもしれませんが、まるで透明なエメラルドの宝石のように美しい海水です。昨秋からフィリピン、スリランカ、マレーシア、タイ、インドネシアと、「美しいビーチ」として有名な場所に行く仕事が続いています。確かに、沖合いにはさんご礁、そして珊瑚が細かくなった白い砂浜、トルマリン色の青い海は十分に魅力的です。しかし、どのビーチも観光地化が進みすぎていて、ゆったりと自然の美しさに触れるというわけにはいきませんでした。それに比べるとクィーン・シャーロット群島は、いったんボートで島巡りに出てしまえば、他の人に会うことはめったにありませんし、おみやげ屋なども皆無。本当の意味で「手付かずの自然」にひたることができます。こういう場所では、アクセスや宿泊施設の確保など、ツアーを組むには難しい要素ももちろんありますが、この難しさを「付加価値」に転換して、お客様に喜んでいただけることも可能です。個人旅行を希望している方々にもツアーの良さを再認識していただくチャンスでもあると思います。クィーン・シャーロット島はそうした「試みの場」としてもってこいでしょう。

こんな美しい海を眺めながらランチ、という日程を組むこともできます。
こんな美しい海を眺めながらランチ、という日程を組むこともできます。
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2005.03.07
最近の出版物 1
 『トラベル・ジャーナル』2月7日号に特集記事を書きました

 お知らせが遅くなってしまいましたが(もう一ヶ月も前の話になってしまいました。すみません)、『トラベル・ジャーナル』の2月7日号に4ページの特集記事を書かせていただきました。どうやら、予定していた方が何かの理由で都合が悪くなり、急遽私にお声がかかったようです。代打でも、表紙に私の撮影したキラニー灯台の写真も出していただいたし、正直とっても嬉しいです。でも、この雑誌は旅行業界向けの業界誌で、一般書店で売られているものではありませんので、自慢しようにも、この雑誌自体を知っている人が少ないのが少々残念(?)なんですが・・・・ま、僧侶に「自慢」は禁物ですけれど(笑)。冗談はさておき、この記事はディスティネーション紹介の特集で、クィーン・シャーロット島とジョージアン・ベイを取り上げました。この記事を読んで、ツアーの企画の参考にしてくださる方がいらっしゃればとても嬉しく思います。

ジョージアン・ベイの灯台の写真でちょっと嬉しい表紙デビュー
ジョージアン・ベイの灯台の写真でちょっと嬉しい表紙デビュー
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2005.03.04
津波から二ヶ月のプーケット島 5
20年前の美しい海が戻った

 地震もほとんど起きないプーケット島の人にとって、津波は想像もできない災害でした。しかし、二ヶ月たった今、多くの人が言うのは「予想以上の風評被害に驚いている。」という言葉でした。風評被害の恐ろしさはカナダの旅行関係者なら誰もが経験していることです。2003年のSARS(サーズ)発生のとき、患者の発生はトロントのごく限定された地域だけだったにもかかわらず、観光客の激減はカナダ全土で起こったからです。「カナダは危険」という風評はなかなかおさまりませんでしたし、客離れの回復には長い長い時間がかかりました。プーケット島へ取材に行くと決まったときに、日本にいる知人のほとんどは「伝染病とかは大丈夫なの?」と聞いてきました。日本で流されるテレビの映像は、まだ破壊された跡が多いので、いまでも漂流物や破壊された建物などのゴミが街にあふれていると思っている人が多いようです。正直言うと、私も思わず正露丸を買ってしまいました。しかし、被害にあったビーチリゾートは、その翌日から大規模な清掃作業が始められたそうで、異臭も一切しなかったし、ゴミもきれいに片付けられていました。1月に行われた水質検査では、島の西側海岸の海水はここ20年で最も衛生的との結果がでたそうです。

深い感動を呼ぶプーケット島の落日
深い感動を呼ぶプーケット島の落日
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2005.03.03
津波から二ヶ月のプーケット島 4
的確な情報提供が復興の鍵

 いつもの年なら、2月、3月のプーケット島は人気のある避寒地。ヨーロッパから多くの観光客が集まるばかりでなく、日本人もたくさんやってきます。島には日本語を話せる観光ガイドを何十人もかかえる現地ツアー会社が数社あるほど。しかし、現地でインタビューしたガイドさんは「昨日の日本からのお客さんは4人。幽霊でも出ると思っているのかなぁ?」と情けなそうな顔で、それでも穏やかな笑顔を見せて話してくれました。インターネットなどで現地の情報を直接受け取ることは簡単なのですから、日本の窓口の人たちが適切な情報をお客様に説明できることが復興の鍵でしょう。旅行業界の方々への特別視察旅行などのチャンスをあるようですから、できれば現地に出かけることが望ましいと思います。ただ「大丈夫」というだけではお客様の不安をのぞき、観光気分を盛り上げるのはむずかしいでしょう。「客観的」と感じさせる情報をどこまで上手に提供できるかが、旅行説明会の「技」ですね。

パトン・ビーチでは緑地帯を兼ねた護岸工事が始まっていました。
パトン・ビーチでは緑地帯を兼ねた護岸工事が始まっていました。
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2005.03.02
津波から二ヶ月のプーケット島 3
20年前の美しい海が戻った

 地震もほとんど起きないプーケット島の人にとって、津波は想像もできない災害でした。しかし、二ヶ月たった今、多くの人が言うのは「予想以上の風評被害に驚いている。」という言葉でした。風評被害の恐ろしさはカナダの旅行関係者なら誰もが経験していることです。2003年のSARS(サーズ)発生のとき、患者の発生はトロントのごく限定された地域だけだったにもかかわらず、観光客の激減はカナダ全土で起こったからです。「カナダは危険」という風評はなかなかおさまりませんでしたし、客離れの回復には長い長い時間がかかりました。プーケット島へ取材に行くと決まったときに、日本にいる知人のほとんどは「伝染病とかは大丈夫なの?」と聞いてきました。日本で流されるテレビの映像は、まだ破壊された跡が多いので、いまでも漂流物や破壊された建物などのゴミが街にあふれていると思っている人が多いようです。正直言うと、私も思わず正露丸を買ってしまいました。しかし、被害にあったビーチリゾートは、その翌日から大規模な清掃作業が始められたそうで、異臭も一切しなかったし、ゴミもきれいに片付けられていました。1月に行われた水質検査では、島の西側海岸の海水はここ20年で最も衛生的との結果がでたそうです。

トルマリン色の宝石のようなカタ・ビーチの海
トルマリン色の宝石のようなカタ・ビーチの海
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2005.03.01
津波から二ヶ月のプーケット島 2
「津波なんかに負けないぞ!」

 パトン・ビーチはプーケット島の観光の中心地です。砂浜には7000以上のビーチチェアーが並び(さぞ、ぎっしりと並んだ壮観な眺めだったことでしょう)、海岸通り沿いにはみやげ物屋から少々あやしげな飲み屋まで、ぎっしりと並んでいたそうです。昨年12月26日の津波は、砂浜のビーチチェアーを全て海底に引きずりこみ、海岸通りの店の一階部分のほとんどが使い物にならない被害を受けました。コンクリート建てのビルの多くは、復旧工事と共に全面改装に踏み切るところもあり、そうした大規模な工事をしているところでは、まだ営業は再開されていません。しかし、簡単な構造の建物の店はオープンしているところも少なくありません。写真に写っているピザ屋さんもその一つ。「ツナミも我々のおいしいホームメイド・ピザを破壊できなかったぞ!」と誇らしげに大きなバナーを掲げていました。この心意気は、どうやら島民に共通したもののようです。

ピザ屋さんの前で思わず足を止める観光客がたくさんいました。
ピザ屋さんの前で思わず足を止める観光客がたくさんいました。
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