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カナディアンロッキーのとれたて「秋情報」

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* キラニーの思い出
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* 大陸横断鉄道の旅
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2005.02.28
津波から二ヶ月のプーケット島 1
透明な海と白い砂の島へ

 トラベル・ビジョンという旅行業界誌の取材で、タイのプーケット島へ行きました。この島は昨年12月26日のスマトラ沖地震による津波で大きな被害を受けました。全島で900名以上が死亡・行方不明になり、西側の海岸沿いの観光施設は休業に追い込まれたところも少なくありません。しかし、あれから2ヶ月、復興の進展は目を見張るものがあり、海岸沿いのホテルやレストランでも営業を再開しているところがたくさんあります。海岸はどこもきれいに清掃され、水質もここ20年で一番衛生的という結果が出ているそうです。しかし、観光客の戻りは非常に遅く、いつもならホテルの稼働率80から90%という2月も、せいぜい10から20%という状況でした。産業のほとんどを観光に頼っているこの島では、津波の被害以上に観光業不振による「経済的二次災害」が懸念されています。

カタ・ビューポイントから見渡す、カロン・ビーチやカタ・ビーチ。これらのビーチ・リゾートも被害を受けたがすっかり美しく復興しています。
カタ・ビューポイントから見渡す、カロン・ビーチやカタ・ビーチ。これらのビーチ・リゾートも被害を受けたがすっかり美しく復興しています。
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2005.02.26
「宮田麻未のカナダ便り」が更新されました
 カナダへの個人旅行手配のエキスパート、カナディアンネットワーク社のホームページに、ほぼ毎月一回エッセイを書かせていただいています。今月はビクトリアの花情報です。定番のブッチャートガーデンとビーコンヒル・パークを取り上げていますが、カナディアンライフのディリーコラムとは少し違った視点からご紹介していますので、ぜひご覧になってください。URLはhttp://www.canadiannetwork.co.jp です
石灰岩を切り出した採掘跡がみごとな庭園になった、ブッチャートガーデン
石灰岩を切り出した採掘跡がみごとな庭園になった、ブッチャートガーデン
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2005.02.25
バンクーバー・ビクトリア花の旅 9
街角の植木鉢にも春がいっぱい

 ビクトリアのダウンタウンは歩いても十分巡ることができます。19世紀末から20世紀初頭の英国の雰囲気を残している街角を散歩するのも春の楽しみです。街角の小さな植木鉢などにも色々な工夫があります。今日の写真はスワン・ホテルという小さなホテルの窓際です。ここは全ての部屋の窓に植木鉢が置かれていて、下を通るたびに「今はどんな花が咲いているかしら?」と期待が膨らみます。春先はパンジーが植えられていることが多いようですね。なにげなく植えられているのですが、クラシカルな白い窓枠とパンジーの鮮やかな黄色や紫とのコントラストが素敵ですね。

ビクトリアに宿泊する日程なら朝の散歩がベストです。
ビクトリアに宿泊する日程なら朝の散歩がベストです。
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2005.02.24
バンクーバー・ビクトリア花の旅 8
住宅地を歩いてみましょう

 バンクーバーやビクトリアでは庭の手入れに熱心な家がたくさんあります。特にシニアの市民が多いビクトリアでは、ガーデニングが一番の楽しみという人が多いようで、住宅街を歩くと工夫をこらした花壇をあちこちで見かけます。カナダの住宅は家の裏にも大きな庭があるので、表は「見栄えの良い花壇」、裏庭には「好きな花を気楽に植える」、という人が多いようです。ですから、住宅街では家の裏側の道にも入ってみてはいかがでしょう。他人の家を裏からのぞくというのは、少々マナー違反ですが・・・ビクトリアには個人の「お庭拝見ツアー」もありますので、ガーデニングの好きな方は参加してみてはいかがでしょう。

庭が自慢のB&Bもたくさんあります
庭が自慢のB&Bもたくさんあります
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2005.02.23
バンクーバー・ビクトリア花の旅 7
アフタヌーンティもゆったり楽しめます

 ブッチャート・ガーデンでもアフタヌーンティを楽しむことができます。有名なエンプレス・ホテルとは少し雰囲気が違い、個人の邸宅に招かれたような気分になれるのが素敵です。夏はぎっしりとテーブルが埋まっていることが多いですが、春ならゆったりくつろげます。お茶と一緒に出されるサンドイッチやケーキなどは量も多めですから、ランチはひかえめにしておかないと食べきれないかもしれません。レストランでは自分で席を選ぶことはできませんが、私は小さな中庭を見渡せる席が大好きです。また、ガラス張りのパティオ席に案内されたら「ラッキー!」という気分になるでしょう。ここで出される紅茶はブッチャート・ガーデンのスペシャル・ブレンド。ギフトショップにも売っていますから、花の旅を思い出しながら自宅でアフタヌーンティを楽しむこともできます。

レストランは元ブッチャート夫妻の邸宅でした
レストランは元ブッチャート夫妻の邸宅でした
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2005.02.22
バンクーバー・ビクトリア花の旅 6
リピーターの方にも春がおすすめ

 日帰りツアーなどでブッチャート・ガーデンを訪れた方の多くは、「時間が足りなかった。ぜひまた来たい!」とおっしゃいます。実は、この庭園はいつでも「ちょうど花盛り」の状態で眺められるように手入れされています。つまり花壇の花はどんどん植え替えられているのです。そこが贅沢とも言えるし、少々人工的過ぎる・・・と感じるところでもあります。ですから、何度訪れても、季節が違えば全く違う花風景を楽しめるというわけです。リピーターの方なら、春が特におすすめ。夏はバラが主役ですが、春はチューリップと水仙がいいですね。ここで過ごす時間をなるべく長く取って、庭園の一番奥まで行ってみましょう。ここには、花壇にデビューするのを待っている蕾状態の花々が集められています。私は花盛りより、少し手前のつぼみがフンワリ膨らんだときがすきですから、この「花畑」を毎回楽しみにしています。

チューリップは色も種類もおどろくほど多様
チューリップは色も種類もおどろくほど多様
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2005.02.21
バンクーバー・ビクトリア花の旅 5
桜とチューリップがポイント

 ブッチャート・ガーデンを訪れるなら、比較的人の少ない春がベストです。特に3月から4月は桜とチューリップの季節。チューリップと組み合わせて眺めると、桜だけの「花見」とはまた違った味わいを楽しめます。桜の季節には、ブッチャート・ガーデンに入る手前、ちょうどバタフライ・ガーデンの前の道辺りからの桜並木にも注目してください。ここには、ブッチャート・ガーデンを造ったブッチャート夫妻の集めた、様々な種類の桜が植えられているのです。バスでは停車して楽しむというわけにはいきませんが、個人旅行のお客様には、バタフライ・ガーデンに立ち寄ったついでに、その桜並木も少し歩いてみることをおすすめしてはいかがでしょう。

スター・ポンド周辺のチューリップと桜
スター・ポンド周辺のチューリップと桜
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2005.02.18
バンクーバー・ビクトリア花の旅 4
まずはインフォメーション・デスクへ

 ブッチャート・ガーデンでは、団体行動での案内はできないので、まず入り口で構内図を受け取りましょう。これは日本語のものも用意されています。地図は入り口で入手できますが、花の名前に興味があるなら入り口の坂を下りた所にあるインフォメーション・デスクで園内の代表的植物のパンフレットを入手してください。こちらは英語版しかありませんが、きれいなカラー印刷で花の名前ばかりでなく手入れの方法などの指示も出ています。お客様にお配りすれば喜ばれるでしょう。もし、入り口で日本語版の構内図が入手できなくても、ここにくればたいていは大丈夫。夏などは在庫が間に合わないときもあるようですが・・・

初夏のイタリアン・ガーデン
初夏のイタリアン・ガーデン
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2005.02.17
バンクーバー・ビクトリア花の旅 3
個人の庭園のようなブッチャート・ガーデン

 ブッチャート・ガーデンを訪れるなら春がおすすめです。昨日も書いたように、夏になると、とてもたくさんの団体客が集まるので、庭園の中は歩きにくいほどの混雑になってしまいます。ここはもともとセメントを作るための石灰岩の石切場でした。石を切り出した跡はかなり荒涼とした様子だったらしく、セメント工場主の夫人がここを美しい庭園にしようと決意したのだそうです。彼女の基本的な構想は「植物園のようなものは嫌。訪れる人は、ブッチャート家の庭を散策しているような気持ちになって欲しい。」というものでした。それで、庭園内の木々や花には名札のようなものは付いていないし、園内の道も狭いというわけです。園内に入ったら、団体行動で案内などができないのも同じ理由だそうです。

私のお気に入りは春のイタリアン・ガーデン
私のお気に入りは春のイタリアン・ガーデン
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2005.02.16
バンクーバー・ビクトリア花の旅 2
超定番ブッチャート・ガーデンを見直そう

 カナダの花の旅といえば、ビクトリアのブッチャート・ガーデンは定番中の定番。ツアーならアイテナリーに不可欠のポイントです。でも、滞在時間を90分以下に設定するには無理があるのではと思います。もちろん、日帰りコースなら仕方がありませんが、ビクトリアで宿泊する日程なら、ここで十分に時間を取るのがおすすめです。夏のピーク時には、次々と大型バスでグループがやってきますから、バスを止めたり、駐車場から歩いたり、前のグループが狭い小道を通りすぎるのを待ったりしていると、90分などアッという間です。お客様からのクレーム材料にもなりかねません。120分取ると、ずいぶん長いようですが、十分に楽しんでもらうには最低このぐらいは必要ではないでしょうか。

世界屈指の名園として知られるブッチャート・ガーデン
世界屈指の名園として知られるブッチャート・ガーデン
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2005.02.14
バンクーバー&ビクトリア花の旅 1
「カナダはまだとても寒いでしょう?」

  日本で梅の開花が始まるころには、毎年手紙やメールをいただきます。たしかにトロントなどではマイナス10度以下の日も少なくありません。でも、私が住んでいるバンクーバー周辺は、もうしっかりと春の足音が聞こえています。今年は「カナダへの春の花の旅」といったタイトルのツアー広告がたくさん目につきます。以前から「バンクーバーとビクトリアは春がいいんだぁぁぁ!」とあちこちで叫んでいた私としては嬉しい限りです。  正直言って、まだ雨期は終わっていませんから、抜けるような青空に美しい花が咲き乱れる・・・という光景が毎日続くと言うわけではありませんが、霧のような雨に包まれた花の可憐さも旅の良い思いでになるでしょう。これからしばらくは、バンクーバーとビクトリア周辺で私のお気に入りの花スポットをご紹介します。

普通の住宅地を歩くだけでも十分「花三昧」が楽しめる
普通の住宅地を歩くだけでも十分「花三昧」が楽しめる
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2005.02.12
CWMリポート 26
「学び」マーケット向き博物館 2−4

 ハイダ族に代表されるように、カナダの西海岸に住むファースト・ネーションの人々は、トーテムポールや儀式用のお面など、芸術性の高い工芸作品が豊富なことで知られています。大平原地帯に住むファースト・ネーションの人々もビーズやワシなどの野鳥の羽を使った色彩感覚豊かな工芸品がたくさんあります。しかし西海岸の人々と違って、バッファローを追ってしばしば移動する生活でしたから、持ち運びの難しい大きなものはほとんど見られないようです。それだけに、小さな人形などにも、厳しい生活環境の中でもおおらかな気持ちを育んできた人々の思いが感じられます。特に今日の写真のようなバッファローを象ったものは、自分たちの生活を支える大切な動物への畏怖と愛情が感じられます。  今日でアルバータ州立博物館のご紹介は終わりますが、この博物館でぜひ見ていただきたい「聖なる石」のお話を「通なみどころ」のセクションに書きましたので、ご覧ください。

スピリチュアルなパワーがあると信じられて、大切にされてきたバッファローの石像
スピリチュアルなパワーがあると信じられて、大切にされてきたバッファローの石像
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2005.02.10
CWMリポート 25
「学び」マーケット向き博物館 2−3

 今日の写真は1801年にハドソン・ベイ・カンパニィー(HBC)のピーター・フィールダーという人が書いた地図です。この元になった地図は先住民のアク・コ・モ・キという人が描いたもので、ロッキー山脈の山すそに住む各部族の勢力範囲を示したものです。川の流れが非常に正確に描かれていて、HBC社の西部開拓に重要な役割を果たしたそうです。北米大陸の先住民の人々は、私たちが想像する以上に活発な交易関係を持っていたようです。様々な物がおどろくほどのスピードで流通していたことが、アルバータ州立博物館の展示でよく分かります。そして、その交流には川が利用されていたのですね。こうした基礎知識を提供することによって、お客様がロッキーや大平原地帯の風景をごらんになるときの視点に奥行きを持っていただくことができるのではないでしょうか?

HBC社は毛皮の交易のために西部開拓の先頭に立った英国の会社です。
HBC社は毛皮の交易のために西部開拓の先頭に立った英国の会社です。
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2005.02.09
チャイニーズ・ニューイヤーは大賑わい
 2月9日は太陰暦のお正月です。バンクーバーやトロントなど、中国系の住民の多いところでは、大規模なパレードを始め様々なイベントが9日から週末にかけて次々と行われます。バンクーバーでは中国系ばかりでなく、コミュニティ全体のお祭りとして楽しみにしている市民がたくさんいます。ツアーの集客素材として使うのは無理としても、この時期に個人旅行や自由時間の多いツアーなどに参加するお客様には、チャイニーズ・ニューイヤーの情報をお渡しすると喜んでいただけると思います。ビクトリアやカルガリーなど、小さなチャイナタウンでもお祝い気分は十分もりあがりますよ。
ビクトリアのチャイナタウンには昔の北京や上海のような不思議な雰囲気の小路もあります。
ビクトリアのチャイナタウンには昔の北京や上海のような不思議な雰囲気の小路もあります。
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2005.02.08
CWMリポート 24
「学び」マーケット向き博物館 2−2

 アルバータ州の州都エドモントンにある「アルバータ州立博物館」は、ジオラマを上手に使った展示に工夫が感じられます。ファーストネーション(先住民)に関する展示でもジオラマが幾つか作られています。今日の写真はアルバータ州北東部にあるバーチ・マウンテンと呼ばれる遺跡の発掘結果から、何世代にもわたってここに設置されていたと推定される「フィッシュ・キャンプ」の様子を再現したものです。「フィッシュ・キャンプ」とは、鮭が遡上してくる時期になると川岸に設置された臨時集落。湖から流れ出る幾つもの渓流は、それぞれの家族で決まった魚場があったようです。岩などを使って川の流れを変え、鮭を岸に呼び込んでモリで突くという漁法が一般的だったようです。

捕まえた鮭を手早く加工する様子がジオラマで再現されています。
捕まえた鮭を手早く加工する様子がジオラマで再現されています。
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2005.02.07
CWMリポート 23
「学び」マーケット向き博物館2

 エドモントンはアルバータ州の州都です。ここは日本のツアーにはなかなか組み込まれない場所ですが、アルバータ北部でのオーロラ鑑賞ツアーの入り口としてや、ジャスパーから日本へ戻る際の飛行場のある場所として、少しずつ知られるようになってきました。州都らしい落ち着いた街で、みどころもたくさんありますから、ここを基点にしたツアーがもっと増えて欲しいものだと思います。個人旅行の方々にももちろんおすすめです。ここで見逃せないのはアルバータ州立博物館http://www.pma.edmonton.ab.ca 。アルバータの自然と人々の歴史をジオラマなどを使って分かりやすく解説した展示が特徴。ロッキー周辺の地質、野生動物などについても詳しい説明がありますから、ロッキー観光の締めくくりとして見学するのも良いのではないでしょうか。

野生動物の剥製は、その動物が暮らしている自然環境を再現したジオラマの中に展示されている。
野生動物の剥製は、その動物が暮らしている自然環境を再現したジオラマの中に展示されている。
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2005.02.04
CWMリポート22
「学び」マーケット向き博物館1−5

 グレンボー博物館の先住民関係の展示は様々な意味で優れていますが、特に近、現代史に関するセクションが充実しています。今までヨーロッパからやってきた開拓者の視線だけで語られてきた「西部開拓」の歴史を先住民の側から語った展示です。しかし、開拓者「悪い強圧者」、先住民「かわいそうな被害者」といったような、ありがちな図式ではなく、自分たちの歴史と文化を誇りを持って検証し、弱点や反省点にも率直に触れています。このような展示は「現地」の大平原地帯へ行き、歴史の「現場」を実感する旅の「予習」としても、旅のしめくくりとしても、感銘や思い出を深めるのにとても役にたつと思います。博物館をアイテナリーに入れることをおすすめしたい理由の一つです。今日の写真は、カナダ政府が先住民の子供たちを「立派なカナダ人にするため」、家族から切り離し、先住民の文化や習慣、言葉などを抹殺するために設けられた寄宿舎学校の教室。カナダの歴史の「恥部」として、カナダ人全体に重い意味を持つ展示です。

かつての寄宿舎学校は、今は部族の運営で博物館や職業学校として使われたりしています。
かつての寄宿舎学校は、今は部族の運営で博物館や職業学校として使われたりしています。
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2005.02.03
CWMリポート 21
「学び」マーケット向き博物館1−4

 カルガリーのグレンボー博物館の平原先住民の展示は常設展として長期的に維持されていく予定です。ブラックフットやクリー族など、大平原の先住民の代表が集まって、展示にもどんどんふくらみが出ています。予約をすれば部族の専門家が解説をしてくれます。ツアーのアイテナリーに組み込むなら、ぜひこの専門ガイドを確保しましょう。彼の解説は通常の博物館の学芸員のものとはかなり趣きが違います。ですから、日本語の通訳が解説者の「ニュアンス」を伝えられるかもポイントですね。これからの「学び」マーケットには、知的好奇心にあふれた良き通訳ガイドの確保がポイントになるかもしれません。今日の写真は、バッファローの革にビーズで美しい刺繍をほどこした赤ちゃん用の背負子です。オシメは柔らかな薬草を使ったようですね。昨日のお守りと同じく、赤ちゃんをかこむ人々の愛情が伝わってきます。

刺繍の模様は各部族の伝統が生かされているそうです。
刺繍の模様は各部族の伝統が生かされているそうです。
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2005.02.02
CWMリポート 20
「学び」マーケット向き博物館1−3

 グレンボウ博物館はダウンタウンにありますから、自由時間に見学する場所としてお客様にお勧めするのに良いスポットです。しかし先住民文化に関する展示は、先住民出身のガイドによる説明を聞いていただけば、付加価値として十分にお客様に満足していただけると思います。今日の写真は平原部北部の部族の人々が赤ん坊に与える伝統的なお守りです。このお守りは、赤ちゃんの祖母、母、もしくは叔母が作るのだそうで、赤ちゃんの「ヘソの緒」をスィートグラスなどの薬草やタバコで包み、亀や蛇、トカゲの形をした革の袋に入れたものです。それぞれのお守りは美しいビーズで飾られ、首にかけたり、髪に飾ったりします。赤ちゃんの誕生を喜ぶ、人々の気持ちが素直に伝わってきます。日本以外にも「ヘソの緒」に子供を守る力があると考える伝統があるのですね。

動物の形は各部族によって違うし、男女でも違うそうです。
動物の形は各部族によって違うし、男女でも違うそうです。
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2005.02.01
CWMリポート 19
「学び」マーケット向き博物館1−2

 グレンボウ博物館には、ヨーロッパの近代美術品から東洋の仏教美術関係の彫刻などまで、収蔵品はバラエティに富んでいます。石油などで富豪になった人々や会社からの寄贈品が多いようです。系統だったものは少なく、保存状態も完璧とはいえませんが、それだけに「掘り出し物」に出会える可能性も大。ユニークなのは、軍事関係のコレクションです。中世の甲冑から、第二次世界大戦の時に日本から飛ばしたという風船爆弾まで、興味深い品がたくさんあります。

とても穏やかなお顔の阿弥陀像もありました。
とても穏やかなお顔の阿弥陀像もありました。
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