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2005.01.31
バンクーバー・ブログに参加しました
 ブリティッシュ・コロンビア州観光局(BCT)は、BC州の様々な旅行情報を満載した日本語のホームページを運営しています。毎月のニュースレターをはじめ、情報の更新もこまめで使い易さはさすがです。特にユニークなのは「バンクーバー・ブログ」という投稿ページ。旅行ライターや旅行業界の方々を中心に、BC州に深いかかわりを持つ人々が様々な情報を投稿しています。私も先日BCTの方から「何か書いてください」とお声をかけていただいたので、バンクーバーやビクトリアでおすすめのお花見スポットをご紹介しています。さらにくわしい花見の隠れた名所は、おいおいこのコラムでもご紹介します。バンクーバー・ブログのURLは、http://www.hellobc.jp/blog/ です。右欄、レポーターの「現地在住」をクリックしてください。 バンクーバーのダウンタウンにあるモクレンの名所
バンクーバーのダウンタウンにあるモクレンの名所
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2005.01.28
CWMリポート 18
「学び」マーケット向き博物館 1

 旅を通して「何かを学びたい」という消費者の方々に喜んでいただける博物館、美術館はカナダにたくさんあります。アルバータ州のカルガリーにあるグレンボウ博物館(Glenbow Museum)もその一つ。美術館と歴史博物館を兼ねたユニークな展示で知られています。規模はそれほど大きくありませんが、発想が柔軟で実力のある学芸員がいるようで、ムンクなどを始めとする世界的なアーティストの特別展がさりげなく催されていたりします。ここで今、もっとも注目されているのは大平原地帯に住むファーストネーションの人々が自分たちで企画した展示です。さまざまな部族の歴史から、暮らしぶり、人々をとりまく自然の様子や動物たち、そして優れた工芸品、未来への展望まで、非常に深みのある内容で、見せ方にも工夫があります。

「私たちの生き方」と誇らしげに書かれた展示場の入り口
「私たちの生き方」と誇らしげに書かれた展示場の入り口
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2005.01.27
CWM リポート17
博物館をアイテナリーに上手に入れよう

 年頭から『トラベル・ジャーナル』や『トラベル・ビジョン』などの旅行業界誌では、今年の旅のトレンドを予測する記事が幾つも出されています。その予測の一つに「『学び』の欲求を見落とすな」という指摘がありました。旅に「学び」の要素を求める消費者が増えるだろうという予測です。ツアーのアイテナリーの中に、博物館を入れることをもう一度見直してみてはどうでしょう。ただ連れて行って「ハイ、30分で廻ってください。」といったようなものでは、「学びの欲求」には対応できないでしょうが、きちんと通訳をつけて博物館内のみどころを押さえ、それから解散という流れにすれば、催行者側の負担も少なく、お客さまの満足度も上がるでしょう。明日からはCWMで紹介された、アルバータ州でおすすめの博物館をご紹介しましょう。

先住民の文化を「学ぶ」にも、まず博物館から。
先住民の文化を「学ぶ」にも、まず博物館から。
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2005.01.26
CWMリポート 16
バッファローの狩猟法 (3)

 バッファローの狩猟は、少なくとも9000年以上前から行われていたようです。湖などに水を飲みに来たバッファローの群から、目的の一頭を切り離し、水際の湿地などに誘い込み、泥に足を取られて動きにくくなったところを槍で突いたと思われます。アルバータ州のターバーという村の近くにある、フレッチャー・サイトと呼ばれる遺跡からは、たくさんのバッファローの骨が集中して見つかっています。この遺跡からは、武器として使われた石の鏃(やじり)などもたくさん発掘されました。巨大なバッファローを獲るために、早くから組織的な狩猟法が編み出されていたことがよくわかります。バッファローの肉は脂肪に富んでいて、大平原地帯の長く厳しい冬の暮らしを支える大切な食料になりました。

湖の湿地帯を「罠」として使った古代の狩猟法
湖の湿地帯を「罠」として使った古代の狩猟法
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2005.01.25
『知りたいカナダ』が発行されました
 カナダ観光局から『知りたいカナダ』という小冊子が発行されました。これは、カナダの各州、準州の特徴や観光ポイントを一目で把握できるような内容で、特に初めてカナダへ旅行を計画なさっている方々に便利です。きれいな写真もたくさん使われていますし、カナダという国の様々な表情や風景をご覧になっていただけます。宮田もブリティッシュ・コロンビア州をはじめ、5つのエリアを担当しました。この冊子は主として旅行エージェントを通して配布されますので、旅行説明会などで目にすることもあるかと思います。ぜひお手に取ってご覧ください。
鮮やかな赤と白の表紙が目印の新冊子
鮮やかな赤と白の表紙が目印の新冊子
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2005.01.24
CWMリポート 15
バッファローの狩猟法 (2)

 オオカミなどの毛皮をかぶった追っ手が徐々にバッファローの群を崖に近づけて行きます。ちょうどジョウロのように、少しずつ群を狭い場所に集中させるようにするのです。最後には、バッファローの子牛の皮をかぶったおとりが登場して崖淵に近づいていきます。この子牛のおとりは狩猟のヒーローで、本当に子牛のような動作をするそうです。バッファローは群から離れてウロウロしている偽子牛を守ろうと崖にさらに近づきます。偽子牛は崖の直前で身を隠すのですが、走り始めたバッファローの群はもう止まれずに崖から落ちてしまいます。うーん・・・ちょっと、というかかなり、かわいそうな感じですね。でも、銃で次々殺してしまうほうがましというわけではないでしょう。

適当な崖の無い場所では、囲いに追い込む方法もあったようです。
適当な崖の無い場所では、囲いに追い込む方法もあったようです。
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2005.01.22
CWM リポート14
バッファロー・ジャンプの狩猟法 (1)

 読者の方から、「バッファローの狩猟法についてもう少し詳しく書いてください。」というお問い合わせが来ました。崖からバッファローの群を突き落として「頭をグシャリ」というヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプの遺跡は、一見残酷な感じがしますね。でも、まあ、狩猟というのはどんな方法でも残酷なものだし、現在の「清潔な屠殺」でも本質は変わりません。そうやって人間は動物から生命をいただいているのですよね。この遺跡に立つと、他の動物の命をうばって、自分を養わなければならない人間の悲しさがしみじみ胸にせまります。大平原に住む先住民の人々は、バッファローが主要の食料でしたから、「必要以上には獲らず、来年も繁殖できるようにする」ということを非常に重要視していたようです。狩猟の時期は主として秋。まず、オオカミなど毛皮をかぶった狩人が少しずつ、群を崖に向かって追い込んでいきます。崖は一見、自然のままの状態ですが、群を一つの方向に導きやすいように、岩や潅木などで細工がされているそうです。

狩猟のときの「隠れ蓑」として使われた毛皮
狩猟のときの「隠れ蓑」として使われた毛皮
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2005.01.21
旅行ジャーナリスト(?!)宮田デビュー・・・
 少し遅くなりましたが、もし皆さんの会社で『トラベルジャーナル』を購入していらっしゃるようなら、今年の新年号(1月3・10日号)の57ページをご覧ください。写真家の菅原千代志さんやライターの平山喜代江さんなど、旅行関連業界の一線で活躍する方々が語る「世界25エリア旅行トレンド大展望」という特集に、なんと私も寄稿させていただきました。どうやら予定していた方が間に合わす、「穴埋め」に呼ばれたという感じではあるのですが、掲載紙を受け取って思わずニコニコ。著者のプロフィールに「旅行ジャーナリスト」と書いてあって、さっそく友達から「カッコいい!」とからかわれました。ちなみに、このHPのプロフィールでは「トラベルライター」になっています。旅行ジャーナリスト・・・うーん。
05年の業界展望が満載のTJ新年号
05年の業界展望が満載のTJ新年号
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2005.01.19
CWM リポート13
伝統の踊りに心が弾む

 ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプに併設された博物館は、ブラックフットやクリーなど、現代に生きる部族の人々にとっても大切な文化センターになっています。工芸品や音楽、舞踏などの伝統が受け継がれていく様子も知ることができるのです。CWMの取材旅行でここを訪れたときは、伝統的な太鼓のリズムに合わせて子供たちが踊っていました。子供たちは「見世物」として踊っているのではなく、自分たちの歴史と文化を学ぼうとしているのだということがヒシヒシと伝わってくる真剣さ。それと同時に「太鼓が聞こえたら、体が自然に動いちゃうんだ!」という楽しい気持ちも伝わってきました。子供を誇らしげに見守る、親や親戚の人々がたくさん集まっていたのも印象的でした。

バッファローを利用して作られた祭祀用具の展示
親戚の人たち総出で作ってもらった衣装を着て出番を待つ少年
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2005.01.18
CWM リポート12

知的好奇心を刺激される展示

ユネスコの世界遺産に指定されている、ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプには、カナダの大平原に住むファースト・ネーション(先住民)の人々の歴史や文化について、非常に分かりやすく解説された優れた展示が行われている博物館が併設されています。この建物は周囲の地形を上手に利用して建てられており、景観をほとんど邪魔することのないデザインです。まず最上階まで上がって、バッファローを追い込んだ崖を展望台から眺め、順次下へ降りていきながら、太古の地形から先住民の伝説、ヨーロッパ人との出会いによる急激な変化、そして現在の状況、次世代への提案までの流れが説明されています。歴史博物館としても、人類学博物館としても興味はつきません。

バッファローを利用して作られた祭祀用具の展示
バッファローを利用して作られた祭祀用具の展示
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2005.01.17
宮田麻未のカナダ便り」が更新されました
 カナダの個人旅行をアレンジしてくれるプロが集まる旅行社として知る人ぞ知る(!)カナディアン・ネットワークという会社のHPに毎月コラムを書かせていただいています。今月は、ディリーコラムでも連載中のCWMの研修旅行で訪れたカナナスキスの話題。ここでスノーシューイングをしたのが、とても楽しかったので、今月のカナディアンライフ「いちおしアクティビティ」におすすめしているわけです。カナナスキスは、ロッキーの中でもほとんど俗化されておらず、リピーターに人気のあるスポットです。くわしくは、http://www.canadiannetwork.co.jp をご覧ください。
カナナスキスではクロスカントリースキーもおすすめです
カナナスキスではクロスカントリースキーもおすすめです
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2005.01.14
CWM リポート11
ヨーロッパ人が大平原地帯にやってきて、バッファローの捕獲の方法は一挙に変化しました。バッファローの毛皮はコートの素材として珍重されましたし、丈夫な革は当時急成長中だったアメリカ南部の綿花製品を作る機械のベルトとして使われました。骨も肥料として売られたそうです。列車の車窓からゲームのようにバッファローを射殺したりもしたそうですから、その乱獲のすさまじさが想像できますね。大平原地帯の先住民にとって、主要な食料であり、暮らしの用具の素材だったバッファローの激減は生活と文化の破壊に直結していました。カナダ政府がこの問題に気が着いたときには、大平原に残っていたバッファローはたった1000頭以下だったそうです。
肥料として売られるために積み上げられたバッファローの骨
肥料として売られるために積み上げられたバッファローの骨
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2005.01.13
CWM リポート10
ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプ

 直訳したら、「頭グシャリ」(!)というすさまじい名前ですが、ここは大平原に住むファーストネーションン(先住民)の人々にとっては、特別な意味のある聖なる場所です。ヨーロッパ人が銃を持ち込む以前、バッファローの捕獲には、群を追い立てて崖から墜落させる方法が用いられていました。この崖の周辺には6000年以上前から、ここで狩りが行われていた証拠が多数発見されています。崖から突き落とすというと残酷なようですが、先住民の人々は自分たちの生活に必要以上に狩ることはけしてせず、殺したバッファローは皮から肉、爪にいたるまで全て使ったそうです。ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプは、カナダ大平原の先住民の知恵の象徴として、1987年にユネスコの世界遺産に指定されました。この崖の上に立つと、大平原の広大さが胸に迫ってきました。

崖の上と下には展望台や整備されたトレイルがあります。
崖の上と下には展望台や整備されたトレイルがあります。
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2005.01.12
CWM リポート9
バッファローはバッファローじゃない?!

 昨日のコラムで、大平原地帯に住む先住民の人々にとって「バッファロー」がいかに大切だったかというお話を書き始めました。そうしたら、さっそく「それはバイソンのことでは?」とご指摘のメールをいただきました。そうなんです!バッファローはバッファローじゃないんです!大きな角、長い毛むくじゃらな顔、ちょっと猫背(?)というか、たっぷり盛り上がった肩、いやにごつい牛のおじさんという感じのこの動物は、バイソンというのが正確なのです。カナダには大平原地帯に生息するプレインズ・バイソンとウッド・バイソンの2種類がいます。しかし、ヨーロッパからの移民の人がヨーロッパで見慣れたバッファローと似ていたので、「バッファロー」という呼び名が一般用語として定着しました。明日からご紹介する予定のユネスコ世界遺産「ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプ」も、この習慣から「バッファロー」を使っているようです。

大きいものは900キロにもなるバイソン。それなのに目はすごく優しいのです。
大きいものは900キロにもなるバイソン。それなのに目はすごく優しいのです。
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2005.01.11
CWM レポート8
バッファローの民の魅力

 しばらくお休みしていましたが、昨年12月に開かれたカナダズウエスト・マーケットプレイス(CWM)という旅行業界の国際見本市の参加者の方々と行った体験ツアーのお話を再開します。今年のCWMはアルバータ州のエドモントンで催されました。アルバータ州というと、ロッキー山脈が最初に思い浮かぶでしょうが、州の大半は壮大な規模で広がる大平原地帯です。1万年以上前からここで生活している先住民の人々は、バッファローが生活の中心でした。食料としても、衣料や住居などの生活の道具の材料としてもバッファローが利用されていました。当然、彼らの文化にも大きな影響を与えています。ヨーロッパからの移民がこの土地にやってくる前、6千万頭ものバッファローが大平原地帯に生息していたであろうと言われています。それが、乱獲によって瞬く間に減っていき、1900年には1000頭しか残っていなかったそうです。バッファローの民の歴史に触れる旅は、大平原の雄大な景色とともに、忘れられないものになりました。

工芸品にもバッファローのモチーフがしばしば登場します。
工芸品にもバッファローのモチーフがしばしば登場します。
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2005.01.08
エコビーイングが更新されました
 エコビーイング(http://www.ecobeing.net )は環境問題を考えるサイトです。中立的な立場で、生活のさまざまな場面から環境を考えていこうという記事がほぼ2ヶ月ごとに更新されています。私はエコツアーというセクションの担当。旅を通して大自然の声を聞こう!という方におすすめの場所を紹介しています。今回のテーマは先日までディリー・コラムでご紹介していたバッドランドです。ディリー・コラムとは別の角度からご紹介していますので、ぜひ比べてみてください。
マンモスの親子の化石もありました
マンモスの親子の化石もありました
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2005.01.07
あっさりしたお正月
 カナダのニューイヤーは日本に比べてとてもあっさりしています。31日の夜には町の広場などでカウントダウンのイベントが催されるところもありますが、その多くは「ファミリー・イベント」ということでアルコールはいっさい無し。よっぱらって大騒ぎということもありません。カウントダウンがゼロになったとき、愛する人に新年最初のキス!というのはもちろんありですがね!バンクーバーでは一日にポーラーベアー・スイムと呼ばれる寒中水泳大会があります。見ているだけで寒そうですが、毎年数百人の人が集まる大イベントです。1日は祝日ですが、通常なら2日から営業の会社も多く、そういう意味では全くお正月らしくありませんから、私にとってはちょっとさみしいですね。それでも日系の食料品屋さんやレストランなどでは、お節を売り出すところもありますので、ミニお節料理を作ってみたりして過ごします。
トロントの市役所前の広場ではアイススケートを楽しむ家族がいました
トロントの市役所前の広場ではアイススケートを楽しむ家族がいました
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