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2004.07.26
PEIでサイクリング26
とうとう砂丘にたどりつきました!

「おばけの森」を抜けると目の前にグリニッジ砂丘が広がっていました。空はドンヨリと曇ってしまいましたが、その暗さもこの砂丘にふさわしい感じです。海岸へは長い木の遊歩道を通っていきます。かわいらしい海鳥がたくさん遊歩道に集まっていました。私が通ってもあまりおびえた様子はなく、すぐ近くに来るまで飛び立とうともしません。海に向かって羽を小さく震わせていました。 PEIでのサイクリングは思っていたより大変でした。でも、道端の小さな花、やさしげな海、赤土の畑など、モンゴメリーが描いた世界に溶けこむような体験がいくつもできました。PEIへは今まで何十回も取材で来ていますが、そのどれとも違う思い出ができそうです。サイクリングの記事はこれで一応最終回としますが、PEIについてはまた別の機会にもたくさん書いていきたいとおもいますので、おたのしみに!

海鳥たちが出迎えてくれたので、サイクリングの疲れも忘れてしまいました。
海鳥たちが出迎えてくれたので、サイクリングの疲れも忘れてしまいました。
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2004.07.24
PEIでサイクリング 25
私の「おばけの森」はここにしましょう

 砂丘へ出るには、自転車を降りてしばらく歩かなければなりませんでした。森へ入って行くと、なんとなく懐かしいような気がするのです。もう夕方になっていましたから、森の小道には人影もなくとっても静か。初めて通る道なのに、なんで懐かしいの???と、しばらく考えていたのですが、「アッ!おばけの森だ・・・」と気がつきました。赤毛のアンがドキドキしながら通ったあの森です。サワサワと木々が音を立て、倒れた木はまるで巨人の骸骨のよう!PEIには、キャベンディッシュ周辺以外にも、あちこちにモンゴメリーの世界が顔を出しますが、ここは私のイメージの「おばけの森」にピッタリでした。

森が小さな声で話し掛けてくるような気もします。
森が小さな声で話し掛けてくるような気もします。
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2004.07.23
PEIでサイクリング 24
ミックマック族の人々の伝説

 砂丘のインフォメーション・センターには、この周辺の先住民であるミックマック族の人々の文化や歴史に関する展示もありました。この部族の伝説によれば、ある日、神様が赤い粘土で「世界で一番美しい場所」を作って、波の上にそっと置いたのだそうです。その伝説をもとに伝統的手法で描かれた絵が展示されていました。かつてはこの絵のように島は深い森に覆われていたのでしょうね。ミックマック族の人々はバスケット作りなど、優れた工芸技術を持った人々で、今もカナダ大西洋地域で豊かな伝統を受け継いでいます。

ミックマック族の人々の言葉ではPEIはアベグウェイト(波間に浮かぶゆりかご)と呼ばれています
ミックマック族の人々の言葉ではPEIはアベグウェイト(波間に浮かぶゆりかご)と呼ばれています
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2004.07.20
PEIでサイクリング 23
グリニッジの砂丘をめざして

 今夜の宿を確保してから、グリニッジの砂丘に出かけることにしました。ここはPRI国立公園の一部になっていて、海鳥の保護区としても有名です。夏になるとこの公園を目指してたくさんの観光客がこのセント・ピータースにやってくるのです。公園の入り口にあるインフォメーション・センターには砂丘に集まる野鳥、野生動物、そして野草などに関しすて分かりやすく展示されたミニ博物館がありました。砂丘は多くの生物にとって大切な住処ですが、侵食などによって年々規模が小さくなっているそうです。「砂丘を護るのは人間の責任」という島の人々の気持ちが強く感じられました。

キャンプ場などの情報もこのインフォメーション・センターで入手できます
キャンプ場などの情報もこのインフォメーション・センターで入手できます
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2004.07.16
PEIでサイクリング 22
静かな村はモンゴメリーの世界でした

 村の中心には数軒のモーテルがありました。レストランや食料品店、ガソリンスタンド・・・そこを抜けると、ひっそりとしてしまいます。いかにも地味豊かという感じの畑が続いています。ジャガイモが植えられているようです。PEIでは普通の民家を見るのも楽しい。屋根や壁がそれぞれ鮮やかに彩られているからです。新緑や牧草地の緑や青い空に囲まれて、家々が「私を見て!」と声をかけてくれるような気がします。雪に埋もれる季節に見てみたいですね。きっともっと鮮やかに見えることでしょうから。モンゴメリーが描いたアボンリーの村の様子を思い出しました。

キャンプ場などの情報もこのインフォメーション・センターで入手できます
キャンプ場などの情報もこのインフォメーション・センターで入手できます
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2004.07.15
PEIでサイクリング 21
残念!観光案内所は閉まっていました

 坂道の終点がセント・ピータース湾の一番奥ということになります。コンフェデレーション・トレイルはまだまだ東に向かって延びていますが、私はこの村で折り返すつもりです。今夜はここで宿泊の予定。古い駅の形をした観光案内所があったので、宿を紹介してもらおうと近づいて行ったのですが・・・中には誰もいないようです。でも、村周辺のホテルなどの案内は掲示されていたので、にぎやか(?)そうな方へ走っていってみることにしました。

レトロな駅舎を再現した観光案内所は観光シーズン中のみオープンのようです
レトロな駅舎を再現した観光案内所は観光シーズン中のみオープンのようです
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2004.07.12
PEIでサイクリング 20
セント・ピータースの聖堂が見えてきました

 道がゆるやかな下り坂になってきました。入り江の向こうに赤土の美しい畑、赤や緑のカラフルな屋根の家々、そして美しい聖堂が見えてきました。丘の上の堂々たる塔はセント・ピータース村の名前の由来にもなっている聖ペトロ大聖堂でしょう。PEIの村の多くはコミュニティの中心になる教会の名前がそのまま村の名前にもなっています。その教会に祭られた聖人が村の守護聖人でもあるのでしょうね。信仰を大切にしてきた村人のおだやかな気持ちが伝わってくるようです。

空に向かって高く伸びている塔は遠くからも良く見えました
空に向かって高く伸びている塔は遠くからも良く見えました
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2004.07.09
PEIでサイクリング 19
こんなカーブが大好き!

 私はこの写真のように、道がやわらかくカーブを描いている場所が大好きです。印象派の絵、特にピサロなどが描いた風景画に、こんなカーブが時々出てきますよね。カーブの向こうにどんな風景が広がっているのかなぁ・・・と、想像するのが楽しいのです。PEIのサイクリングで見かけたカーブは、その弧線の具合が私のイメージにピッタリ!道の向こうには小さな入り江がありました。風にほんの少し潮の香りがまじっています。

タンポポの行列もカーブに沿って弧を描いているのがとてもかわいい
タンポポの行列もカーブに沿って弧を描いているのがとてもかわいい
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2004.07.08
PEIでサイクリング 18
鉄橋から眺める海がいい感じ

 海へそそぎこむ川がいくつもあるので、小さな鉄橋を次々と渡って行きます。鉄橋の上から眺める海はまた格別です。川と海が出会うところもいいですね。カモメや小さな水鳥がクルクルと青空を旋回しています。何か魚でも見つけたのでしょうか?海の水は澄んでいますが、魚の影は見えません。この湾は入り口がせまく、内陸深く入りこんでいるせいか波もおだやかです。

列車に乗っているときも鉄橋を渡るのは楽しいものですが、自転車で鉄橋を渡るのはなんだか特別な嬉しさがあります。
列車に乗っているときも鉄橋を渡るのは楽しいものですが、自転車で鉄橋を渡るのはなんだか特別な嬉しさがあります。
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2004.07.06
PEIでサイクリング 17
あ!海が見えてきました

 小さな坂をちょっとハアハア言いながら登っていくと、藪の向こうに初めて海が見えました。コンフェデレーション・トレイルで海沿いに走るのは、モレール村とセント・ピータース村の間だけ。このトレイルのハイライトの一つと言われているようです。楽しみにしていたのですが、この最初の海との出会いは突然だったので、とても新鮮な喜びでした。自転車を止めて、しばらくボンヤリとさざ波を見ていました。

セント・ピーターズ・ベイの眺めです。地図によれば灯台があるはずなのですが、遠くはかすんで見えませんでした。
セント・ピーターズ・ベイの眺めです。地図によれば灯台があるはずなのですが、遠くはかすんで見えませんでした。
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2004.07.05
PEIでサイクリング 16
モレール村でランチにします

 クララさんが作ってくれた朝食をあんなにたくさん食べたのに、もうお腹が空いてきました。このルートでは食事のできる場所は思ったより少なそうなので、モレール村で早めのお昼にすることにしました。村の観光案内所は昔の駅のデザインを復活させたもの。鉄道時代の資料や村周辺の歴史など、どうやらボランティアの手作りらしいスクラップブックが何冊も用意されていました。トイレもきれい。夏のシーズン中はギフトショップもオープンするようです。

お腹もいっぱいで、気分も上々なので「11キロ」という数字も苦になりませんでした。
お腹もいっぱいで、気分も上々なので「11キロ」という数字も苦になりませんでした。
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2004.07.01
PEIでサイクリング 15
湿地帯にきれいな花が咲いていました

 道は登り坂が続いて、かなり息が切れました。ギアを切り替えれば登れるのですが、スピードがグンと落ちるので、かえって疲れる感じ。おもわず自転車から降りて歩いてしまいました。坂を登りきったら、また湿地帯が見えてきて、水の中にまるで宝石のようにきれいな黄色の花が咲いていました。道との間には溝があるので、花にあまり近寄れないのが残念。水の中に倒れこんでいる木の上をリスが走りぬけていきました。足を滑らせて、水に落ちたりしないかしら?

長い坂道でビテイ骨にかなりのダメージ。でも、痛みを一瞬忘れさせてくれるほど可憐な花でした。
長い坂道でビテイ骨にかなりのダメージ。でも、痛みを一瞬忘れさせてくれるほど可憐な花でした。
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