|
|
| ■2003.11.30 |
| ボーエン・アイランドの温帯雨林 |
 |
| ボーエン・アイランドはバンクーバーから水上飛行機で10分ほどのところにある小さな島です。もちろんフェリーでも行くことができます。港の近くには、おいしいレストラン兼パブ、そのすぐ裏手には温帯雨林の森が広がっています。海辺に出れば入江の向こうには頂に氷河が輝く山々が連なり、深呼吸すると少し冷たい海風が心地よく胸の奥までしみていくようです。この島の温帯雨林には巨大な杉の木がたくさん生えていますが、実は地面の土の層は非常に薄く、森は微妙なバランスの上に成り立っています。地面に種が落ちたでけでは、なかなか芽を出すのは難しいのだそうです。老いて倒れた大木が土の代わりに種に栄養を与え、若木となって根を張っているのを森のあちこちで見かけます。美しい命の再生が森の中に差し込む光にきらめいているような気がしました。 |
 |
ボーエン島には海を見渡すB&Bもたくさんある |
|
| ■2003.11.29 |
| 氷河の贈り物の上を飛びました |
 |
| バンクーバーのダウンタウンから水上飛行機でハウ・サウンドの上を飛びました。サウンドというのは深い入江のことですが、一万五千年前、氷河が膨大な力で大地を削りながら通り過ぎて行った跡などだそうです。入江の両側を囲む山々が氷で覆われていたのかと思うと何だか胸がドキドキします。今日は風が少し強いので、たくさんのヨットが帆をいっぱいに膨らませて海面を滑っていました。あぁぁぁ!風に吹き上げられで飛行機の翼がギシギシ。車ででこぼこの山道を走るみたいに揺れています。機内に不思議な沈黙が流れてしまいました。こんなときは皆が困ったような笑い顔になるんですね。 |
 |
深い入江を取り囲む沿岸部山岳地帯の山々
|
|
| ■2003.11.24 |
| バービー・クリスマスツリーはちょっと「だめ」!? |
 |
| 11月も下旬になると、カナダでもクリスマス商戦が本格化。デパートやショッピング・モールはきらびやかなデコレーションやライトアップが始まります。また、各ホテルでもロビーにクリスマス・ツリーが飾られ、雰囲気がいっそう盛り上がります。あるホテルでは、それぞれのツリーにスポンサーがつき、スポンサーの会社がデコレーションをしているようです。その一つに、赤いドレスを着たバービーちゃんでデコレーションされたツリーがありました。これは正直言って、ちょっと「だめ」なんじゃないでしょうか?ツリーにぶら下げられていると人形にみょうにリアリティがあって、笑顔が固まっていました。 |
 |
バービーがいっぱい ! |
|
| ■2003.11.23 |
| あらまあ!今朝は私が赤面 |
 |
「君のウエブ・ページの表紙・・・マッサージってなにさ?ハハハハ」
昨日の朝の電話の主から今朝も目覚まし電話が入りました。マッサージ???何を言っておるのだ?と、とりあえずホーム・ページを開いてビックリ。表紙のところの「麻未からのメッセージ」のご挨拶文が「Massage from MAMI」になっているではありませんか!
これじゃ、「麻未からのマッサージ」・・・ま、カナダの自然に親しんで心のマッサージをして欲しいという気持ちはないわけではありませんが・・・それにしても、8月から誰も気がつかなかったなんて・・・うーん。それとも、いつ私が気が付くか、みなさん笑ってお待ちかねだったのでしょうか?
今でこそ、通訳だ、翻訳だと偉そうにしていますが、本当は私、「ミススペルの女王」と編集者にあだ名されたこともあるんです。ショボン |
 |
マッサージ from MAMI ? |
|
| ■2003.11.21 |
| 朝から大笑い |
 |
「Aセクションの3ページ・・ブブブフフフ」
いきなり笑い声が電話の中から聞こえてきました。まだ夜も明けていない(もっとも最近の夜明けは7時半過ぎですが)のにです。友達は「新聞、新聞」と騒いだだけで、電話を切ってしまいました。仕方が無く朝刊を見たら、私も大笑い。パジャマを着たままでなければ、お隣のアパートの人を起こして教えてあげたいくらいでした。
その新聞記事は20日にウエスト・バンクーバー警察が出した求人広告。警察犬の訓練のために、防護服を着て犬に追いかけられる役の募集です。ごく事務的な文章ですが、一番最後に「経験者は不要(経験不問ではありません。)犯罪をおかして警察犬に追いかけられた経験のある人は応募しないで下さい。」と書かれてあったのです。普段はとかくお堅いと言われるカナダ人ですが、時には、こんなユーモアも大好きなようです。 |
 |
【求人】犬に追いかけられる人募集 |
|
| ■2003.11.20 大陸横断鉄道の旅 12 |
| ジャスパーで一休み |
 |
列車は予定より少し早めに到着しました。これはちょっとめずらしいかも?VIA鉄道はカナダを代表する花形路線ですが、実は単線(!)です。貨物列車とすれ違うのを待ったりして、時間通りにはなかなか運行できないのが実情。でも、時間を気にしないのも鉄道旅行の楽しさの一つです。ジャスパーで列車の整備や食料の補給などをするので、1時間ほど停車します。乗客は、皆、町へ散歩に出て行きました。周辺の山々は山火事の煙にうっすらと包まれています。「春霞のようできれいだなぁ」と思ってしまって、ちょっと申し訳なさに胸が痛みました。
ジャスパーは、カナディアン・ロッキー観光の中心の一つですが、バンフに較べるとまだまだ静かで「古き良き時代の山岳リゾート」の雰囲気を残しています。ここで車を借りて、じっくりとあまり観光化されていないロッキーを巡ってみるのもおすすめです。 |
 |
素朴な山の駅の雰囲気を残したジャスパー駅 |
|
| ■2003.11.19 大陸横断鉄道の旅 11 |
| 大陸分水嶺を越えてジャスパーに到着 |
 |
列車はイエロー・パスと呼ばれる峠を越えていきます。ここは北米の大陸分水嶺でも一番標高が低いところですが、それでも1100m以上あります。周辺の山々のほとんどは3000m級。氷河から流れ出した水はこの山並みによって、太平洋、北極海、大西洋へと分けられて流れて行きます。
「ジャスパーでお降りのお客様はご用意ください。」というアナウスに、展望室から半分ほどの人がなごりおしそうに去っていきました。大陸横断鉄道といっても、多くの方はバンクーバーからジャスパーまでしか体験しないようです。「うーん・・・これからがおもしろいのになぁ。」と、お隣に座ったウィニペグまで乗車する予定の方が独り言をつぶやいていました。 |
 |
大陸分水嶺を越えてきたパワフルな機関車 |
|
| ■2003.11.18 大陸横断鉄道の旅 10 |
| また列車が動き始めました。 |
 |
9月に始まった、VIA鉄道での大陸横断の旅行記、「中断したままで、どうしたんだ!?」とお問い合わせをいただきました。マウント・ロブソンの手前で長期停車中(本物のVIA鉄道はもちろん、正常に運行していますが・・・)だった列車を急いで発進させましょう。ここまでの記事は9月のバックナンバーをご覧くださいませ。
列車がカナディアン・ロッキーの山々にさしかかると、展望車はいっぱいになりました。山火事の煙の影響と曇り空のせいで、待望の山並みもクッキリとは見えませんでしたが、それでも、列車の上にのしかかるようにそびえる峰々の迫力に、皆、言葉を失ってしまったようです。天井までガラス張りになったVIA独特の展望車ならではの眺めです。地図を広げているのは、上級者向きのハイキング・コースを紹介するサイトを運営している方で、お父様やご兄弟、そして甥っ子達とお父様のふるさとを訪ねる旅の途中だそうです。次々と見えてくる山の名前などを教えてくれました。 |
 |
ロッキーの迫力ある風景を堪能できる展望車 |
|
| ■2003.11.16 |
| ジェイソン・プリーストリーに会えるかも?! |
 |
今朝の地元紙の一面に、TVの人気番組「ビバリーヒルズ90210」などで日本でも有名なジェイソン・プリーストリーの話題が出ていました。彼はカーレースにも熱心なことで知られていますが、最近、ごく親しいレーサー仲間を二人も事故で失ったことから、レーサーを諦めたというのです。そして、カーレースに使っていたお金をバンクーバー島のリゾートに投資することにしたそうです。このリゾートはパシフィック・リム国立公園に近いユクーレットの村にあるルーツ・ロッジ。海に面したログハウス風のロッジは、エコツーリズムと高級リゾートをしっくりと調和させたプロジェクトとして知られています。ユクーレットからトフィノにかけての海岸はバンクーバー島でも屈指のリゾート・エリア。特に2月はストーム・ウォッチングで人気があります。これは太平洋の荒波が美しい海岸に激しく打ち寄せるのを居心地のよいホテルから眺めるという贅沢な「ウォッチング」。ジェイソンにも会えるかもしれませんね。
●ルーツ・ロッジの情報はこちらから
|
 |
ユクーレット周辺の静かな海岸 |
|
| ■2003.11.15 |
| ナイアガラ連載の最終回 |
 |
| 3週間にわたって、日刊トラベル・ビジョンの週末版に連載させていただいていたナイアガラの記事の最終回が出ました。www.travel-vision-jp.com をご覧ください。今回はナイアガラの瀧周辺にある、キッチュなアトラクションや、私の大好きな厳冬のナイアガラのご紹介です。最初の2回についてはバックナンバーの欄からご覧になれます。 |
 |
フランケンシュタインとナイアガラの瀧の関係は? |
|
| ■2003.11.13 |
| 今年はアイスワインの出来が良さそう! |
 |
| 大規模な山火事で大きな被害を受けたブリティッシュ・コロンビア州の内陸部、オカナガン地方は、カナダのワインの代表的な産地。幸い、ワイナリーは山火事の被害をほとんど受けませんでした。そのオカナガンでは、今、日ごとに気温が下がっており、アイスワインの収穫にベストな条件が揃いそうです。アイスワインは気温がマイナス8度から10度に下がったときに一挙に収穫する必要があります。収穫中に気温が上がってはだいなしですし、いつまでも気温が適当な寒さまで下がらなければ、ブドウが枝についたまま無駄になってしまいます。ブドウ実の糖度が十分に高まり、しかもまだ果汁がたっぷり残っている時期に、気温がグっと下がるのが理想的です。昨年は暖冬で、なかなか気温が下がらず、ワイナリーの人々は毎晩心を痛めていたそうです。しかし、今年はどうやら12月の始めには理想のコンディションに到達しそう。楽しみですね。 |
 |
オカナガンのアイスワインは世界的に有名 |
|
| ■2003.11.11 |
| 戦場に咲くポピー |
 |
| 今日はリメンバランス・ディという祝日です。この日は第一次世界大戦の終結した日を記念して始められたもので、戦没者を悼む催しが全国で行われます。毎年11月になると、胸にポピーをかたどった赤いピンをつけている人を良く見かけるようになります。これは戦没者の遺族や老人の元兵士などの福祉に使われる資金の募金の印。戦場で流された血から赤いポピーが咲いたという詩からデザインされたものです。同時多発テロ以来、募金活動はさらに活発に行われていますし、今日の催しにも多数の参加者がありました。カナダは国連軍としてアフガンやボスニアに出兵していますから、戦争は遠い話しではないのです。新聞の紙面でも、戦争の話題が大きく取り上げられていますが、「自由への戦いだった」と書かれているものの、一概に戦争を賛美しているわけではなく、第一次大戦から現在までのカナダの戦争関与に対して、冷静な分析が行われているのが印象的でした。 |
 |
リメンバランス・ディの朝刊は戦争関係の記事でいっぱい |
|
| ■2003.11.9 |
| トロントへの旅を計画中の方へ |
 |
トロント観光局では個人でトロントを訪れる方を対象にした小冊子『トロント個人自由旅行マニュアル』を発行しました。公共交通の上手な利用法から、今注目のコスメの話題まで、地元のトロントニアンおすすめのスポットや最新の耳より情報がいっぱいに詰まった楽しい冊子です。9月に私が取材したものを中心に、トロント在住のスタッフと一緒に製作しました。来年、トロントへの旅を計画なさっている方にぴったりです。
旅行会社の方々にもぜひ販促ツールや旅行説明会のおみやげなどとしてお使いいただければ幸いです。 この小冊子についてはオンタリオ州観光局(東京)にお問い合わせください。
●連絡先はこちら
|
 |
「トロント個人自由旅行マニュアル」 |
|
| ■2003.11.8 |
| サイクリングでナイアガラのワイナリー巡り |
 |
| 先週に続いて、先月ナイアガラに旅したときに体験をトラベル・ビジョンのサイトに掲載していただきました。今週はアイスワインで有名なナイアガラのワイナリーをサイクリングしならが訪れた時の話題です。http://www.travel-vision-jp.com に入り、一番下の「ウィークエンド・スペシャル」の11月8日をクリックして下さい。第一回の文章は同じ欄の11月1日をクリックしていただくとご覧になれます。 |
 |
収穫間近のワイン用ブドウ畑
|
|
| ■2003.11.5 |
| オーロラの新しいディスティネーション?! |
 |
| 『トラベル・ジャーナル』の10月27日号の43ページに、ニューファウンドランド・ラブラドール州のグースベイについての記事が掲載されました。これは私が今年の2月、新しいオーロラ観光のディスティネーションを調査に行った時のレポートです。日本人の観光の目的地としては全く未開拓の場所ですが、イヌイットやファースト・ネーションの人々の豊かな文化に触れることもできましたし、極寒の地ならではの大自然の美しさにも触れることができました。旅の企画の参考になさっていただければ幸いです。 |
 |

「 トラベル・ジャーナル」10月27日号 |
|
| ■2003.11.4 |
| チャイナタウンのもみじ |
 |
| カナディアン・メープルの木々はもう葉を落としてしまいましたが、アジア種の楓は今が紅葉のピークです。ここ数日、美しい秋晴れの日が続いているので、チャイナタウンの中山公園に行きました。バンクーバーのチャイナタウンは北米屈指の規模。孫文を記念したこの庭園は明朝時代に蘇州で育まれた伝統的な作庭技術を忠実に伝えています。資材のほとんども中国から運ばれたもので、作業に携わった人々も蘇州の専門家です。私はこの庭でボンヤリと滝の音や風に竹がそよぐ音を聞くのが大好きです。今日は鮮やかなもみじを楽しみました。 |
 |

バンクーバーの中山公園の楓 |
|
| ■2003.11.3 |
| スターバックス敗れる!? |
 |
今朝の新聞におもしろい記事が出ていました。ハイダ族の島として有名なクィーン・シャーロット・アイランドの人口1500人ほどの小さな町にある喫茶店が1999年に「ハイダバックス」という看板を上げました。そして3年半ほどたった時、コーヒー・チェーンの王者「スターバックス」が商標権の侵害と訴えをおこしたのです。もちろんクィーン・シャーロット・アイランドに「スターバックス」などありませんし、一番近い支店まで何百キロも離れているにもかかわらずです。小さな喫茶店のオーナーは抵抗を続けました。ことの顛末を伝えるサイト
http://www.haidabucks.comは大人気。「弱いものいじめ」というイメージを嫌ったのか、とうとう「スターバックス」は訴えを取り下げました。
この話題を利用してハイダバックスのチェーン化をすすめる人も出てきたそうですが、喫茶店のオーナー達の当面の心配は$8000の裁判費用をどうするかということのようです。今朝の新聞はページの半分をこの話題に使っていますから、カナダ人にとってはかなり「痛快」なできごとだったのでしょう。 |
 |

「ハイダバックス」の勝利(?)を伝えるバンクーバー・サン紙の記事 |
|
| ■2003.11.1 |
| ナイアガラの記事 |
 |
先月のディリー・コラムでナイアガラに旅したことはお話しましたが、その体験記をトラベル・ビジョンというサイトに3週間連載いたします。
http://www.travel-vision-jp.com をご覧ください。ナイアガラは滝以外にも楽しいものがたくさんあります。滝が凍りついて、まるで白い宮殿のようになる冬もおすすめです。 |
 |

ナイアガラの水煙でできた虹 |
|
|
|