| |
![]() |
![]() ![]() |
|
「カナダ」という言葉の由来には、たくさんの説がありますが、ファースト・ネーションのヒューロン・イロクァ族の言葉で「集落」とか「コミュニティ」を表す、「カナタ」から来ているという説が有力です。最初にこの言葉を聞いたのは、1535年にセント・ローレンス河を探検したジャック・カルティエ。ところが、その時、風が強くて「カナダ」と濁って聞こえてしまったのだそうです。本当かどうかちょっとあやしいですが、楽しいエピソードですね。「カナダ」が公式文書に使われるようになったのは1791年の「カナダ法」成立の時からです。 カナダは10の州と3つの準州で構成される連邦国家です。各州はほとんど独立国と言ってもよいほど、強い政治的、行政的な力を持っています。それぞれの州には首相がいて、内閣も構成されます。ですから、カナダにはたくさんの首相がいることになります。英語では、州の首相はPremier、連邦政府の首相はPrime
Ministerと区別されています。
カナダは立憲君主国で、憲法はカナダ独自のものですが、君主は英国のエリザベス女王です。現実には「君臨すれども統治せず」で、女王が権力を振るう場は全くありません。しかし、女王の名代として総督が任命され、各州にも副総督が派遣されます。と、いっても人選は全てカナダ側にまかされ、カナダ人が任命されます。政府関係の重要なセレモニーなどには、総督や副総督が出席するのが普通です。直接英国から皇太子や王子様達がおいでになることも少なくありません。
「自分の国で誇りに思えることは何ですか?」という質問をカナダ人にしてみたら、おそらくたくさんの人が「RCMP」と答えるでしょう。Royal
Canadian Mounted Policeは、鮮やかな赤の上着とつばの広い帽子の制服で知られる騎馬警官隊。カナダの全国警察組織です。主要都市にはそれぞれの都市警察がありますが、小さな自治体ではRCMPから派遣された警官が任務についています。カナダは19世紀末後半から、このようにしっかりした警察組織が作られていたので、「社会の安全は警察にまかせておけば安心」という考え方が一般的です。「拳銃で武装し、自分の安全を確保するのは権利」と考えるアメリカ人とは根本的な違いがありますね。
カナダで買い物をすると、7%の連邦政府消費税に、さらに各州の消費税が加算されます。例えば、ブリティッシュ・コロンビア州では両方で14%にもなります。所得税も連邦政府と各州の二本立て。一般的なサラリーマンの所得に対する税金は、日本に較べるとかなり高率です。
教育は基本的に各州の管轄(そのため、カナダには国立大学はありません)。制度もそれぞれの州で違います。初等学校は6〜8年、中等学校が4〜5年、大学が3〜4年制になっています。大学の卒業者は国民の1割程度ですが、何歳になっても大学への門戸は大きく開かれています。中等学校を卒業してから何年か働いてから大学へ・・・という人もたくさんいますし、定年で仕事を終えてから大学に入る人もいます。州によっては、65歳以上は授業料免除という制度もあるほどです。 |
| Copyright © 2007 Canadian Life All rights reserved. 本サイトに掲載されている画像、文章等、全ての内容の転載を禁止します |