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夏のカナダなら6月下旬がいちおしです!
  氷山は北極からのすてきなメッセージ
  空が大きい!見渡す限りの菜の花畑をドライブしましょう
  あ、川岸にエルク!ロッキーは野生動物の王国です

夏のカナダなら6月下旬がいちおしです!

 カナダの夏の観光シーズンは6月中旬から9月初旬というごく短い期間です。多くの観光施設が9月の半ばには営業を終了してしまいます。ゆったりと大自然を楽しむためにカナダへ旅をするのに、人ごみにもまれたり、行列をしなければならないようではつまりません。北米の学校が夏休みに入る7月、8月はできるだけ避けたいものです。そこで、私のおすすめは6月。観光シーズンは始まったばかり、人出も少なく、静かな雰囲気でそれぞれの観光スポットを楽しむことができるでしょう。ただし、各施設の営業開始時期はその年の気象状況などでも変わって来ますから、インターネットなどで細かく確認しましょう。このサイトでもできるだけ新しい情報を提供いたします。  

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氷山は北極からのすてきなメッセージ

毎年私が一番楽しみにしているのは氷山です。カナダの(というより北米大陸の)最東端、ニューファウンドランド州の海岸線には6月から7月にかけて北極から遥々旅をしてきた氷山が現れます。朝の霧が薄まると目の前に巨大な蒼い氷塊が浮かんでいます。何度見ても息がとまってしまうほどの感動です。運が良ければ、氷山の間をがゆったりと泳いでいるのを見ることもできるでしょう。ニューファウンドランドはパフィンやカツオ鳥などのバードウォッチングでも世界的な名所です。

灯台よりも巨大な氷山
灯台よりも巨大な氷山
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空が大きい!見渡す限りの菜の花畑をドライブしましょう

もう一つ、私が大好きなのは大平原地帯の初夏。地平線まで黄色い菜の花が咲き乱れ、真っ青な空に溶け込んでいきます。6月下旬ならフラックス(亜麻)の薄紫の可憐な花も一緒に見ることができるかもしれません。どこまでもまっすぐにのびるハイウエイを走る楽しさは日本では絶対に体験できない心地良さでしょう。
オンタリオ州からケベック州にかけてのメープル街道は秋の紅葉で有名ですが、若葉の頃の美しさもきっと忘れられない思い出になるでしょう。オタワのチューリップを始めとして、様々な花を見ることができるのも初夏のメープル街道の楽しみ。リンゴの花の香りに包まれるととても幸せな気分になれますよ。

地平線まで続く菜の花畑
地平線まで続く菜の花畑
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あ、川岸にエルク!ロッキーは野生動物の王国です

 動物好きの方々なら、夏のカナダは本当にどこででも野生動物に出会えるチャンスがあります。ロッキーなどの山岳地帯は鹿やマウンテン・ゴートなどを道路際で見ることができますし、バンクーバー島の北部では海岸でカニなどを食べるグリズリーやブラック・ベアーを海から眺めるツアーもあるほどでです。でも、野生動物にむやみに近づくのは大変危険なので十分な注意が必要です。
 真夏のおすすめポイントはやはりロッキー山脈。観光客でいっぱいのバンフやレイク・ルイーズ周辺でも、ほんの少しハイウエイから離れてハイキング・ルートに入れば、人影も少なく、ロッキー本来の雄大な風景にひたることができます。高山植物の花畑を歩く楽しみも真夏ならではです。

夏のロッキーは氷河がとりわけ美しい
夏のロッキーは氷河がとりわけ美しい
道路際に現れた小熊
道路際に現れた小熊
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旅のキーワード

●ニューファウンドランド州記事に戻る
カナダの東の端にある島。正式には本土側にあるラブラドール地区とあわせて、ニューファウンドランド・ラブラドール州となっている。10世紀にバイキングが上陸した跡を始め、歴史的にも興味深い遺跡がたくさんある。また、地球上で最も古い地層が露出した地域や、800メートルの絶壁が続く内陸部フィヨルドなどが見られるグロスモーン国立公園(世界遺産)は必見のポイント。

●鯨(ホェール・ウォッチング)記事に戻る
カナダにはホェール・ウォッチングの名所が各地にある。西海岸ではバンクーバー島の北東部にあるテレグラフ・コーブが最も有名だが、ビクトリア周辺でもシャチなどを比較的簡単に見ることができる。大西洋側ではニューファウンドランドが最も有名だが、ノバスコシア州、プリンスエドワード州、ニュー・ブランズウィック州の海岸部、ケベック州のセントローレンス川などもホェール・ウォッチングのツアーがあちこちで催行されている。

●バードウォッチング記事に戻る
カナダではバードウォッチングを趣味としている人が非常に多く、各地で野鳥の保護区を設定するなどして護る運動も盛ん。特にニューファウンドランドのセント・メリー岬は、毎年6月から10月まで1万羽以上のカツオドリが集まる、世界のバード・ウォッチャーにとって生涯の憧れ地の一つだ。

●大平原地帯記事に戻る
ロッキー山脈を越えると、オンタリオ州の西部まで、広大な平原が広がっている。カナダ国内で消費される量の4倍以上の麦がここで栽培されており、世界の穀倉地帯と言ってよいだろう。まるで大海の波のように麦の穂が揺れる様子、地平線のかなたで稲妻が輝くとき、圧倒的な広さの青空・・・などなど、日本人にとって人生観を変えてしまうようなパワフルな風景に出会うことができる。

●メープル街道記事に戻る
「メープル街道」というのは、日本の旅行関係者やメディアによって作り出された一種の愛称。このような「街道」が実際に存在するわけではなく、ナイアガラの滝からケベック・シティまでの間の一帯を総称したもの。ただし、オンタリオ湖からセント・ローレンス川に沿ってガスペ半島の先端まで続く、カナダ開拓時代の遺跡を巡る「ヘリティッジ・ハイウエイ」(我々の歴史遺産の道)と呼ばれる観光ルートはある。

●高山植物の花畑記事に戻る
カナダは緯度が高い(一番南のバンクーバーでも樺太とほぼ同じ緯度)ので、平地でも日本の亜高山地帯に生えているような植物を見かけることがある。ロッキーなどの山岳地帯で野草が花開くのは7月中旬以降だが、一斉にカラフルな花が咲く様子はまるで天国の花畑を歩いているような気がするほど。

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